「春まで待てない!」スナップエンドウの冬まきと育苗チャレンジ【写真付き】
こんにちは、ラテです。
「冬まきなんて⁉︎掟破りだー‼︎」o(`ω´ )oって怒られるかもしれませんが、スナップエンドウの種まきについていくつか疑問があり。手元に種がまだあるので、試してみたいと思います。
疑問
冬を越せるのに冬に植えてはダメなの?
最初は晩生種と早生種の違いなのかと思ったら、種の袋に両方の時期が書いてあり、収穫は秋まきが冬越しするだけなのです。
- 秋まき 10~11月、収穫4中旬~6月
- 春まき 3月~4月、収穫5~6月
- 発芽適温が15〜20℃
- 生育温度も15〜20℃
秋まきの苗は冬越しにより根が活着し強くなるので、収量を増やす効果があるそうです。この冬越し時期は草丈15〜20cmの葉が3枚位でないと、小さくても大きくても寒さに耐えられず、冬越しの温度の記載はありませんが、適正な苗であれば、冬越しは氷点下でも耐えられるそうです。
室内での冬まき~育苗
種袋の情報は屋外での栽培について書かれているので、プランター栽培用のポット苗を室内で育てるなら、種袋の時期どおりではなく、「12月〜2月期間の種まき育苗も可能と考えられるのでは?」と思い、1月の種まきにチャレンジしてみる事にしました。
種まき手順
今回は種まきは育苗ポットに播きます。肥料分の少ない土をポットの2/3くらい入れ、充分水で湿らせておきます。苗用の土も販売されてますが、私は家にあるハーブ用の土を使いました。
種を穴に入れる
指の第一関節分の深さ(2cm程度)の穴を3つあけ、そこに各1個の種を3つ播きます。
軽く押さえる
穴に土を被せて水をスプレーしたら、硬い殻が水分を含む土でふやけるように手でギュッと押さえて種と土を密着させます。
ポリ袋を被せる
空調による乾燥もありますので、小さいポリ袋を被せます。腐るのを防ぐため発芽するまで水やりはしませんが、もし室内であまりにも乾燥し過ぎているようなら、霧吹きで水をスプレーします。好光種子と嫌光種子のどちらでもないので発芽温度を管理して、発芽してから日差しの当たるところに置いて下さい。
育苗手順
発芽
種まきから約5日~8日、3個とも発芽しました、ここからは昼間は室内で日が当たる場所に置き、夜は空調をつけていない部屋に置きます。水は霧吹きでやります。
外に慣れさせる
種まきから約2週間、葉が2枚になりそろそろ外に出す時間を増やします。天気予報の気温と相談して気温を見て決めます。予報は2日後から最高気温が13℃で最低気温が5℃その通りなら外に出したままでも良さそうです。暖かくなりそうでよかったー。
植え付け
種まきから3週間が過ぎ24日目、草丈が15cm程になり葉が4枚くらいのいい感じの苗になりました。ポットの下から根も覗いていてもう植え付けです。
やっぱり、根っこは深く張るので下の方に固まってます。
植え付けて3本のうち1本は間引きする予定です。
- 上から押さえて種と土を密着させる。
- 発芽までは水は出来るだけやらない。
- 発芽、生育適温15℃〜20℃の室内で昼間日差しがあれば窓辺で育てる。
- 草丈10〜15cmで葉が1〜2枚位になったら徐々に寒さにならす。
- 草丈15〜20cmで葉が3枚以上になったら暖かい日のタイミングで植える。
- 徒長しそうなら少し寒いところに置く。
最後に
秋まきの生育もタイミングが難しく、疑問もあったのでチャレンジしましたが、室内で温度管理すれば苗まで順調に育てることができました。プランターも支柱を設置するとなかなか室内に入れることも儘ならないので、苗の栽培は管理しやすかったように思います。植え付けてからの経過は気候に左右されますが、今後の成長や収量はどうなるか見守っていきたいと思います。
農家さんの畑だと霜が降りてダメになった時には、ハウスや育苗用の温床などで育てた予備の苗に植え替えたりしているみたいです。
前回の種まきより今回の種まき手順の方が手間も少なく発芽率も良かったので、これから種まきの方は是非今回の手順でやってみて下さい。
種は同じで、コチラです⇩
人気のつるあり種!トーホク つるあり あまいえんどう 種 (スナップエンドウ スナック 家庭菜園 野菜 たね 種子 タネ)
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地温気温計です、温度計すら無かったので購入しました⇩
差込み易くメモリも見やすいので、この種まきから育苗までの温度管理に活躍しました。ー5~50℃なら液体や堆肥も測れます。
支柱についてはこちらの記事で書いています⇩
最後までご覧頂きありがとうございます。少しでもお役に立てれば幸いです。また、経過報告しますのでよろしければ読んで下さい。
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心が折れても大丈夫!枝が折れた時の対処法【写真付き】
こんにちは、ラテです。
誘引やふとした瞬間に枝がポキって折れちゃうことありますよね。初心者はここで心が折れたりします(^-^;)
でも大丈夫、パターンごとに対処の仕方を紹介していきます。
パターン別の対処法
完全に枝が取れた場合
折れて皮すら繋がっていない。
写真のように赤の所のように、完全に取れてる場合、繋ぐのは諦めて株が元気なら通常どおり育てましょう。
青で囲んだ様に脇芽が出てきます。
やがて成長して、主枝や親ヅルのようになります。
取れた新芽が付いてる方の枝は勿体なければダメ元で挿し木してみましょう。
皮はつながっている場合
折れたけど中だけで外の皮は繋がっている(写真左)場合や、皮が繋がってぶら下がっている(写真右)場合などは、手早く元の状態に戻しテープでしっかりと固定しましょう。上手く活着すれば成長は一旦止まってもまた元気になり成長します。暫く様子をみて、萎れたり黒ずんだりして、復活しそうに無ければ、取ってしまい完全に取れてる時と同じく、脇芽を待ちます。
接木苗の場合
参考までに接木苗は知ってますか?これは連作障害にならないためや病気に強くするために育てた苗です。一つの例は双葉が2段になっていて下の双葉は違う種類の苗です。例えば上がキュウリだとしたら下はカボチャだったりします。これは苗屋さんが意図して作るものですが、違う種類の植物だって接木で繋がるんです。折れて固定し、繋がれば同じだと思うんです。
最後に
初心者は折れたりしたらショックも大きくやたら慌ててしまいます、私もそうでした。
しかし、地植えだったりしたら強風や台風で折れる事は多いです。致命的ならダメになる事もありますが、植物って案外こういう時には生命力を発揮します。
枝折れ予防として、誘引する時は一番水切れしてる、水やりの前にしましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。 少しでも何かのお役に立てればうれしいです。
壁を乗り越える
こんにちは、ラテです。
集合住宅のあるあるかもしれませんが、我が家のベランダは手摺りの部分が壁なのです。植物の栽培はたぶん無理だなーって諦めていました。
工夫
有難いことに南側なので日差しは充分ありますが、壁のために日差しの当たる面積は手すりの場合と比べて少なくなるので、工夫が必要になります。
位置を変える
初めてミニトマトを栽培した時はベランダを移動させまくって疲れました。今は日差しをよく観察して、予想しながらベストな位置に置くようにしてます。畑にはないメリットは移動して位置を変えられる事なので、環境に少し手を加えてあげるだけで違ってきます。
道具を使う
プランターハンガー
ハーブを3鉢栽培してるものは壁に引っ掛けるプランターハンガーを購入して置いてます。これは置き場を気にしなくていいし、通気性も◎です。日当りが必要な植物にはピッタリです。リーフレタスの秋栽培でも使っています。
強いて言えばプランターや鉢のタイプと大きさが限られることです。
手摺りに引っ掛けるタイプはホームセンターにありましたが、壁に対応していて寸法も変えられる物はなかなかなくて探しました。
ハンギング
おしゃれアイテムですが、水はけが良いし日の当たる場所に吊るせるならとても便利なのですが、あまり高さが出させないので、ハーブとかならいいでしょう。
台
野菜は鉢やプランターが大きめなので、植物には日差しが当たるように台の上にプランターを置いて、葉っぱを光合成させればOKです。むしろ鉢に日が当たり過ぎると夏場は蒸れるので、好都合です。
支柱、ネット
つる性の植物なら、支柱やネットで高さを出すと、成長点に合わせて日差しが確保されるようコントロールできます。スナップエンドウ栽培では思い切って背の高い支柱にしたので長い栽培に対応できています。
環境を整えたと思ったら。。
過去にリーフレタス栽培では秋頃にプランターハンガーに置いていたら、少し天気が良い日は葉が萎れて、曇りや寒い日に元気になるので結局は風の通る明るい日陰を探しました。レタスは半日陰植物です。半日くらいは日に当てなきゃと思ったのですが、涼しいところが好きで明るい日陰で充分でした。半日陰にも色々あるようです。
まとめ
環境に合う植物を調べてマッチするものを植えるのが一番問題ありません。ただベランダにおいては地域だけでなく。建物の立地条件や建物そのものの特徴などそれぞれ環境がかなり違い、今回ふれた壁のこともそうですが生育に大きく係わってきます。植物もまたその品種や特徴もさまざまで、植物の特徴を知るためにやってみないとわからないことも多い。
やってみて、考え工夫する、そしてまたやってみる、その繰り返しがベランダでの栽培の面白いところだと感じています。
最後までご覧頂きありがとうございました。 少しでも何かのお役に立てればうれしいです。
ハーブ栽培、水やりから学ぶこと
こんにちは、ラテです。
今回は水やりについてふれたいと思います。
水やり
水やりは基本の作業でありながら、「水やり3年」と言われる程に奥の深いものです。私はレモンバーム、タイム、ローズマリーの3種類のハーブを育てていますが、過去には水やりで失敗したことがあります。
よくある話
「水やりが少なく育てやすいのに枯らした」というのはよく耳にし、自分にも経験があったりする話です。
水やりの判断が出来なくて水のやり過ぎで根腐れ、又は水を控え過ぎて枯れる。
私の場合、後者の水の控え過ぎで過去にローズマリーが枯れた経験があります。
当時の要因を振り返る
- 園芸店で水は控えるように言われた。
- 鉢植えが小さく土が少ないので保水性が足りなかった。
- 秋なのに夏日が続いた
ローズマリーの場合、葉が萎れないので最後は針金のようになりました。 苦笑
レモンバームの水やり
現在はハーブ栽培でレモンバームを水やりの目安にしています。3種のハーブを育てていて、タイムとローズマリーは水やりの頻度は少なくて良いものの、常緑の硬い葉っぱが萎れないし茎も枝に近いので、判断するのが難しいんです。それに対してレモンバームは葉が柔らかく、水切れして萎れると一目でわかるんです。水切れで葉っぱがしなしなで瀕死状態⁉︎っとなっても、水をすぐやれば、1時間程でシャキーンと復活する強さもあります。なので水やりはレモンバームの様子と株元の土の湿り具合で十分に判断できます。
まとめ
自分の経験も踏まえて、変化のわかりにくい植物は、判断しずらく初心者には向かないと思います。初心者は繊細過ぎるのは無理ですが、変化がわかりやすい強い植物、私の場合はレモンバームでした。
今後に向けて
秋に植え付けして冬になったらタイムとローズマリーは変わらずですが、レモンバームは葉が黄色くなり、3鉢ともベランダの奥に移動しました。
調べたら、レモンバームは冬は葉が無くなっても、株が元気なら春に芽吹いて来るから大丈夫です。
春にはもう少しハーブを増やしたいので、何にするか検討中です。
最後までご覧頂きありがとうございまた。 少しでも何かのお役に立てればうれしいです。
リーフレタスの秋栽培〜お家で朝獲りレタス〜
こんにちは、ラテです。
ミニトマトの後、何を植えようと考えていました。45型プランターでも大丈夫な根が浅いもの、収穫して食べながら栽培できるのがいいと、リーフレタスに決めました。ロロビオンダとロロロッサ、レタスの原産地が地中海や中近東だからか、イタリアンな名前です。
植え付け 10月5日
時期が遅いかなと思いつつ苗を植えました。 秋植えの方が涼しくて育てやすいと何かに書いてあった通り、10月でも暑い日があると萎れてビックリしました。1時間前に水をやったのに、なぜ?と思いましたが、涼しさを好むことを思い出し、日陰に避難させたら、わかり易くシャンとして元気になりました。
収穫 植え付けから約2〜4週間
葉っぱに土が付くと、病気にかかり易いので、敷き藁のマルチングをしました。栽培約2週間くらいで、葉っぱが5枚以上になり収穫をし始め、朝食の添え物に朝獲りレタスの登場です。フレッシュで葉が柔らかく、朝からテンションあがります。 2株でしたが3株植えても良かったなーって思いました。
とう立ち 植え付けから約5週間
右のロロビロッソが背が伸びてとう立ち(花芽がつく)したので両方とも最後の収穫をして終わりにしました。何故こんなに差が出たんだろう。とう立ちは高温長日だから、西日が当たる側で街頭にも近いせい?でもプランターは都度左右をひっくり返してたんですよね。赤い方がとう立ちしやすいとかかな?ネットで見た他の人が栽培した写真も高さが違うので個体差がありそうです。
最後に
苗から栽培で40日程度だったせいもあり、病気や害虫もナシで、新鮮で柔らかなレタスが食べれて最高でしたo(^▽^)o食べる分だけ少しずつ収穫できるのもうれしい限りです。
春からの栽培もでき、その場合は暑くならないうちに栽培した方が良いです。1月には種苗店に苗が並んでますし、種から育てると、間引きしたらベビーリーフとして食べられます。
今回使っているもの
プランターハンガー
プランターハンガーは最近購入したもので、ここに乗せられるものは日当たりをバッチリ確保できます。レタスよりももっと日当たりが必要とするものが良さそうです。使っているプランターはもう古い45cmのものを使っていますが、今度はプランターハンガーいっぱいに乗る60cmのものにしたいと思ってます。
こちらの記事でも紹介してます⇩
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スナップエンドウ支柱立て【写真付き】
こんにちは、ラテです。
スナップエンドウの苗を植え付けて2週間、種まきから1ヶ月が経ちました。
そろそろ支柱を立てようと思います。
草丈が30cm位になってつるが伸びてゆらゆらしてきました。もう、徒長ぎみで自立できないようです。
支柱とネットの設置
YouTubeで見た支柱の立て方をまねてみました。
- 180cmの支柱4本を各2本組にし、上部輪ゴムで仮止めします。
- 真っ直ぐと斜めにクロスさせ(この時、真直ぐの支柱が内側になるようにする)、足元をプランターに差し込み固定します。
- クロス部分をビニールタイでしっかり止めます。
- 75cmの支柱にネットをつけて上部のクロス部分にの乗せるように固定します。
- 下したネット下部にも支柱を付けて固定します。
*ネットの面は70cm×140cmになります。
ちょうど支柱がプランターの脚の部分に差す事ができて、思った以上にしっかりしてます。
設置したら勝手につるがネットに絡まり出して、やっぱり掴まりたかったようです。5本の苗は大丈夫そうだけど、1つ小さい苗はペットボトルを切ってカバーしました。
最後に
支柱をどうするかを調べてたら、ネットじゃなくて麻紐を使う方法とか、丸い鉢なら行燈支柱や、色々な方法がありました。迷いましたが、ベランダが手摺りではなく高さ120cmの壁で囲われていて別の記事壁を乗り越える - ラテのベランダーびよりでも書いていますが、後々の日当たりを考えて高さを出すことにしました。
支柱の設置のタイミングは苗を痛めないかドキドキしながらだったので、支柱のタイプによりますが、植え付け前の方が良いかもしれません。もし作業中に苗の茎や枝が折れたら下の記事を参考にして下さい。⇩
今回用意したもの
支柱(180cm×4本、75cm×2本)、キュウリネット10cm角(180cm×90cm)、ビニールタイ1個、100円ショップで揃いました。
このプランターはスリットやコロ付きで底の形状が複雑なのですが、今回の支柱はうまく収まり固定できました。最初のうち土がスリットからこぼれますが、数回水やり後は落ち着きます。網目1mmくらいの虫よけネットを底に引くと良いと思います。ベランダ内の移動が楽です。^_^
その後の経過です⇩
v-latte.hatenablog.com
種まきに関する記事です⇩
最後までご覧頂きありがとうございます。 また、収穫までどうなるか書いていきますのでよろしければ読んで下さいね。
はじめてのミニトマト栽培
こんにちは、ラテです。
私が最初にプランターで育てた野菜はミニトマトでした。これがベランダで野菜を栽培するきっかけとなったので、初心を忘れない為と、また誰かのキッカケになればと思い記事にすることにしました。
苗の購入
AlchemillaMollisによるPixabayからの画像
春にバジルを植えようと苗を買いに行ったら、ミニトマトが売っていて、
植え付け
家に帰って、かつて花を植えて何年も放置してた45型の浅い横長のプランターと土、残っていた元肥。
栽培スタート
一連の栽培の流れは一応しらべて、
1ヶ月くらい経ったある日、気がついたら実がなっていてビックリしました。
追肥
実がなってから慌てて近所の花屋さんに追肥を買いに行きました。この頃の写真を見ると、コナジラミらしき白い虫がいるし、コンパニオンプランツのバジルがアザミウマ(スリップス)という害虫にやられていました。
この時の私はミニトマトの実りに浮かれて気が付いていなかったんです。
収穫
その後、実は順調に赤くなり2週間後に最初の収穫出来ました。色々な偶然がもたらしたビギナーズラックです。それから間もなく梅雨入りし、長い長い梅雨が終わったら、今度は猛暑猛暑の日々。
それでも初期が順調だったのもあって、結果的に15個くらいは収穫できました。その後は害虫や病気で、5個は実がなったものの、小さいままか赤くならずに萎びて終わり。
害虫と病気
バジルはアザミウマにやられダメになり、ミニトマトもハダニやコナジラミ(害虫)が出てうどんこ病になりました。害虫の対策は何もしてなくて、途中から霧吹きをやったけどダメでした。
最後に
とても褒められる内容ではありませんが、ミニトマトの一株から学んだ事はとても多く、そして、今でも振り返ってみて分かる気づきもあります。決してこれで終わりにせず、次の季節が来たらまた育てたいと思っています。今度はもっと計画的に。。(笑) そしてまた、もう少し進化した内容の記事を書きます。
最後までご覧頂きありがとうございました。