防鳥、防虫対策!無事に収穫するために
こんにちは、ラテです。
皆さんは防鳥・防虫対策はどうしていますか?
かつて我が家の何も置いてないベランダにはたまにスズメが来てもすぐに飛び立ち、これまで鳥を気にしたことがありませんでした。ベランダで野菜を栽培するようになってから最近の陽気で虫が気になりはじめ、鳥も何かあることをわかるようでやって来るようになりました。ハーブは香りが強いからか食べたりはしませんが、ハトやヒヨドリが偵察に来てたので、スナップエンドウやこれから育てる野菜は今後は対策しなければと思い防鳥・防虫を兼ねてネットを張ることにしました。
防虫ネット対策
つるものネット設置の背の高い物用
早速100円ショップで買ってきた防虫ネットは巻くにもなんか収まりが悪く、手軽にホチキスを使って留めようかとも思いましたが、錆びるし針が引っかかったりしたら鬱陶しいので縫うことにしてこんなのが出来ました。
後ろ側のゴム紐を掴んでまくると水やりや施肥、土周りの手入れができます。
作り方
防虫ネット1m×1.4mを2枚、 麻ひも、ゴム紐
①1枚はそのまま使い、もう1枚を半分に切ります。
②1枚と半分を長い方向に縫い合わせ、幅1mのままで長さ2mになるように縫います。
③両方の短辺をそれぞれ1.5~2cm折って中に麻ひもを入れ巻き込むように縫います。
④片方は麻ひもの端とゴム紐を結んでゴム紐を通します。ゴム紐は設置してから結ぶので抜けないように両端を軽く結んでおきます。
※生地がゴワゴワして引っかかるので、ゴム通しを使うより麻ひもを一度通してる方がやり易いです。
⑤設置
麻ひも側を正面にして支柱にかけて、正面側の麻ひもをプランターの後ろに回して結びます。ゴム紐は後ろから前に回してほどけないように固結びします。脇はあいてるので、2箇所ほど麻ひもで結び完成です。
葉物や背が低い物用
残りの防虫ネットを使い小さい物も作りました。こちらは上からすっぽりと被せるのでサイドも縫ってます。横長プランターや大型の鉢に使えます。
作り方
①短辺を1.5~2cm折って中に麻ひもを入れ巻き込むように縫います。(この時の麻ひもは一本でつないでおいて最終的にゴム紐で輪にします。)
②短辺を重ね二つ折りにしサイドを縫い合わせます。
③麻ひもの端とゴム紐を結んでゴム紐を通します。
④設置したいプランターに合わせてゴムを調整し固結びしたら完成です。
プランターハンガーの45型プランターは狙われやすい場所なのでこれならアブラナ科の葉物やマメ科の収穫期に使えそうです。
試しに直径35cmの不織布の鉢に被せてみました。今は資材が入ってますが(^^ゞ 高さがなければ、10号以上の鉢にも余裕で使えそうです。
捕虫用容器
写真の黄色いのは捕虫用容器です。
コナジラミやアザミウマなど細かい虫は防虫ネットの1mmの目を通ってきそうで、黄色い色に虫が寄ってくる習性があるそうなのでこの容器を置いています。
容器はレモン絞り器に付いていたグレープフルーツ用の付属品です。周りに両面テープをが貼って、水がはってあります。使わないので捕虫用の容器にしています。案外こんなのでも虫が張り付いたり浮いたりしてるので無いよりはいいみたいです。
害虫捕獲粘着紙
【メール便可】一色本店 害虫捕獲粘着紙 ビタット トルシー ネット付 SS 2枚入 価格:210円 |
ビニールハウスとかで使われてる捕獲粘着紙です。黄色と青色のものがあり、とりあえず黄色いシートを試してみようと思います。粘着力がかなりあるようで益虫(作物は食べず害虫を食べてくれる虫)までも捕獲してしまうのは残念ですが、使ってみようと思います。
コンパニオンプランツの活用
育てる野菜の近くに忌避効果のある植物を植える。代表的なものではマリーゴールドを植えると根はネグサレセンチュウが増殖できず、香りはアブラムシやコナジラミを遠ざけます。畑に野菜の側に植えられてるのには意味があったんですね。
霧吹き
今更ですが、日々の霧吹きやジョウロのシャワー。乾燥で繁殖する虫も多いのでこまめにやるのは大事です。
最後に
防虫ネット対策では案外作ってみると簡単にできました。見た目を気にしなくていいのでなみ縫いで雑にグサグサと縫ってるだけなんです。これだけのことで着脱しやすく、洗って使えば長く使えそうで、使わない時も畳んでしまえるので、もう1枚ネットを買ってきて作ろうかなと思ってます。せっかく自宅で栽培しているので、できれば農薬は使いたくありません、とはいえ鳥も虫も被害が出る前にやらないと全部やられちゃいますから、ベランダでの貴重な収穫を守るため今のうちにやれることをやっておきます。
鳥や一部の虫はともかく、大量に発生する虫などは日々の手入れや土壌の状態、そして何より植物本体が元気かどうかが影響してることもあるので、よく観察していくことも大切です。その先に収穫の喜びがあるとうれしいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。 少しでも何かのお役に立てればうれしいです。